関ジャニ∞を好きになってしまった。ドリフェス〜DVD購入までの話

DVD「関ジャニ∞リサイタル お前のハートをつかんだる‼︎」を購入した。

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こんばんは。たいやきです。

前置きしておくと、今回は関ジャニ∞との出会いからDVD購入までを書き起こしています。ジャニヲタ1年生のうえに他グループのファンだけど、どうしてもこの興奮を文字にしたかった。長たらしい文章ですが、どうぞお手柔らかに。

 

第一印象

リサイタルツアーの期間中はメンバーの名前さえ曖昧だったのに、その半年後にはそのDVDを購入していた。もっと言ってしまうと、半年前はエイトに対する苦手意識がありました。

ジャニーズ自体好きになってまだ9ヶ月くらい。もともと90年代のヴィジュアル系が好きで、紆余曲折してキラキラしたアイドルに心惹かれて今に至ります。

当初アイドルに求めていたのは、ヴィジュアル系とは対極にあるキラキラした笑顔*1とキレッキレのダンス。それに対して、エイトは正直あまり笑わない、気だるいイメージがあった。もともとV系畑でバンドの音をたくさん聴いてきたので、アイドルのいちコーナー的なバンドを受け入れられないというのもあったのかもしれない。そもそもそこから認識違いだったのだけれど。

そんな私がはじめて関ジャニ∞のメンバーや楽曲について勉強するきっかけとなったのは、昨年11月23日に開催された「テレビ朝日ドリームフェスティバル2015」。毎年参加しているドリフェスに、今年はX JAPAN椎名林檎がいっぺんに出演するということで、迷わずチケットを取った。数日あるうち1日は必ずジャニーズ枠があるということを知っていたので、そこにも淡い期待を寄せていました。

そして後日、エイトの出演が発表。X JAPANの他にも、凛として時雨キュウソネコカミといったバラエティに富んだバンドが3組ラインナップ。この並びを見ると、なんとなくエイトもバンド編成で登場するのではないかと予想ができました。

フェスに参加する時は、できるだ事前に出演者のことを知りたい。定番曲もメンバーのプロフィールも頭に入れて、全部のステージを楽しみたい。楽しみ方は人それぞれあると思うけど、私にとってフェスは新しい出会いの場ではなく、答え合わせの場なのです。

例に漏れずエイトの音源を借り漁って、過去のセトリやツイッターを参考にセトリを推測して重点的に聴いた。バラエティーにエイトが出ていたら積極的に観たし、録画もした。はじめは丸山くんと安田くんの違いがわからなかったのに、見分けがつくようになった。

知っていく過程で、エイトに関する勘違いがするすると解けていきました。よく笑うし、音楽に真面目。しかもドラマやバラエティーにおいては生粋のアイドル。目から鱗だった。


お祭り騒ぎという言葉が似合う賑やかな曲も、すばるくんの歌声に思わず涙してしまうバラードも、聴けば聴くほど好きになりました。関西仕込みの掛け合いは下手な漫才を見るより断然面白かったし、当たり前だけどそれぞれに別物の個性があるのがよかった。

 

一瞬にして好きになったドリームフェス当日

得た知識を携え、いざドリフェスへ−−−。

結論を先に言うと、関ジャニ∞のステージはめちゃくちゃ良かったです。彼らはトップバッターで、予想通りバンド編成で登場。衣装は海外のバンTのようなデザインで、よくみるとロゴがすべて「KANJANI8」。コテコテのアイドル衣装で来ると思っていたから意外でした。

関ジャニ∞っていうアイドルやってます!」

これは昨年すばるくんがソロでドリフェスに出演したとき、去り際に言った言葉。ドリフェス前にレポを遡った時、何人もの人がこの言葉について熱く書き綴っていたのが印象的でした。バンドを背負って全身全霊でロック魂をぶつけた彼が、1年越しにバンドのメンバーとフェスに帰ってくるって、なんてドラマチックなんだろう。

いざ演奏が始まると、スクリーンに抜かれた村上くんの指が震えていて、緊張とは無縁だと思っていたアイドルが一気に人間味を帯びた瞬間がよかった。私の好きなバンドマン達を太鼓の達人で負かしてきた大倉くんの生ドラムが聴けたのがよかった。すばるくんの仕草は愛するミュージシャンと重なって、ハッとする場面が何回もあった。

最初は関ジャニ∞のファンの歓声がほとんどだったのに、最後は誰のファンのものかわからないくらい大きな歓声が会場いっぱいに溢れていました。エイトのステージが終わったあと、周りの男性が口々にエイトへの賞賛を贈っていたのが自分のことのように嬉しかった。

彼らが興奮気味に関ジャニ最高!と叫んでいたのは、テレビで活躍するアイドルを生で見られたからじゃない。ジャンルの壁やトップバッターというプレッシャーを背負って、ジャニーズというブランドに頼らず、がむしゃらに音楽をぶつける7人の姿が、なんか頑張ってるように見えたからだと思う。


エイトのステージは、そこにいる全員と肩を組んで大合唱したくなるような、異様な一体感があった。エイトを誇らしげに見送るエイターさんが羨ましかった。私には付け焼き刃で予習した知識しかないことを少しだけ悔しく思いながら、素敵な空間にいられたことを心から嬉しく思いました。一瞬にして関ジャニ∞を好きになった瞬間でした。

 

リサイタルツアーのDVD

元気が出るLIVE!!は先行に間に合わず、予定もバタバタしていたため参加しませんでした。その代わりどんな演出やセットリストだったのか、日毎ツイッターに張り付いて見守りました。

相変わらずバラエティーもチェックしました。名前も曖昧だった数ヶ月前が嘘のように、名前とお顔とキャラクターが完璧に一致して頭の中で動き出す感動。安田くんは第一印象通り可愛かった。

元気魂が終わる頃にはリサイタルツアーのDVDを迷わず予約注文して、発売日前日にはそれが手元に届きました。

以前、このブログでトラジハイジの「ファンタスティポ」について触れたことがあります。
 

taiyakisat.hatenablog.jp

 

リサイタルツアーのDVDでは、そんな愛してやまないファンタスティポを大倉くんと錦戸くんが、そしてKinKi Kidsの名曲・愛のかたまりを安田くんと丸山くんがカバー。

昨年末は中島健人くんが少クラで愛のかたまりの光一くんパートを歌い、そして今回は安田くんが光一くんのパートを歌った。自意識過剰にもほどがありますが、頭の中では必死に光一くんにしがみつく私をジャニーズの皆様が取り囲んでかごめかごめをしてる気分でした。

兎にも角にも、今ナポリタンを15回聴かされようが30回聴かされようが*2無意識におかわり!って言ってしまいそうになるくらいには関ジャニ∞を好きになってしまった。

もっともっと知りたいけど、これ以上踏み込むのは危険な気がする。でも知りたい。ジャニヲタ一年生、ジャニーズに翻弄されまくりである。

*1:キンキ兄さん達は例外

*2:DVD収録の拷問