たいやきやいた

たいやきはじめました。

闇深いのは中島裕翔か加藤シゲアキか

映画「ピンクとグレー」を観ました。

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公開日の翌日に1回、シゲの原作は半年前くらいに読んだきりだったから、読み返してから翌週にもう一度。すると印象が全く異なって、飽きるどころかもう一回観たくなった。次回観るのは映像作品になってからだろうけど、映画館でもう一度観たいくらいにはあとを引く作品でした。

以下、原作や映画のネタバレと、ちょっとネガティブな感想を含むのでご注意を。


 

 

 

 

 

 

 

 

 



1回目のピングレ鑑賞

1回目は裕翔くんがひたすらに美しい記憶が強かった。例の62分後の衝撃は理解しきれない部分があって、それでも裕翔くんの美しさに二面性があることを知れただけでも大きな収穫だと嬉しくなりました。

ごっちの学生時代のまっさらな笑顔も、影が落ちたりばちゃんの目も、裕翔くんはドキッとするくらい完璧に演じきった。ドキッとしたのは、どちらもそのままの裕翔くんだったから。

裕翔くんが映画の宣伝で「自分はりばちゃんに近い」とコメントしていたのを思い出す。メンバーに嫉妬していた時代をりばちゃんに重ねてそう言ったように、確かに裕翔くんには度々仄暗さを感じることがありました。

けれど、テレビで無邪気さや人懐こさを前面に押し出した健康な大型犬みたいな裕翔くんもまた、裕翔くんのキャラクターであることは確か。だからどっちの役も目を覆いたくなるくらい中島裕翔を感じて、得体の知れないドキドキを感じたんです。

例の濡場は様々な意見があると思うけど、私としては「りばちゃんでよかった」。これも役の演じ分けが関係していて、俳優・白木蓮吾の濡場だったら、見たくもない週刊誌を突きつけられるような嫌悪感があったかもしれません。

ジャニーズの歴史を塗り替えてしまうような大胆なシーンの数々。白黒だからどこか現実味がなくて、それでも濡場は感情的で、俳優・中島裕翔の役者魂に感動しっぱなしでした。裕翔くん、がんばったね!というのが素直な感想です。

二度目のピングレ鑑賞

二度目のピングレの前、「原作を読んだはずなのに、なんで後半あんなに理解できなかったんだろう?」と疑問に感じて原作を読み返したら、原作と映画ではそもそも内容が全く違かった。

小説を読み返していくうちに記憶を取り戻して、ピングレの原作は何よりラストが好きだったことを思い出した。自分の記憶力のなさにもほとほと悲しくなったけど、映画は原作と全く異なるラストだったことが今さら悲しかった。

原作は原作で、映画は映画。今までは実写化に対してそれなりに割り切れていたのに、原作がシゲだからか、そうはいきませんでした。

だって! 最後のごっちとりばちゃんの会話、それ言ったら別物になっちゃうじゃん!

思い返してみたら団地のエピソードとか、文化祭のバンド演奏とかがまるっとなかった。それだけならまだしも、それを匂わせる表現だけは知った顔でそこにいて。約2時間という映画の特性を恨めしく思った。監督も、脚本家さんも、柳楽くんも、何も悪くないのに、パンフレットに書かれたそれぞれのこだわりを読むだけでも辛かった。


結局、二度目に観た映画「ピンクとグレー」は、それはそれでよかった。むしろ1回目よりリラックスした状態で観られて、細かい演出や演技にも注目することができました。

スクリーンの中の裕翔くんは相変わらず美しくて、菅田くんの演じ分けに何度も心掴まれて、鑑賞後はピングレ万歳!ピングレ最高かよ!って気分だった。

文章と映像は、全く違う。読者の想像に任せられた文章を映像化した時に、みんなが納得するものを作るなんてほぼ不可能です。無限に広げることができる小説と時間の限られた映画は全く別物の表現方法であることを受け入れたら、仕方がないと思わざるを得ないし、そこにこだわるのもあほらしい。

いろいろ書いてしまったけど、私は裕翔くんの銀幕デビューがピングレであることと、ピングレを劇場で観られたことが心から嬉しいです。シゲに全力でありがとうを伝えたい!


余談ですが、1回目のピングレはおなじみM子さん(伊野尾担。次期加藤担候補)と観に行って、鑑賞後に「とにかく中島裕翔と加藤シゲアキの闇が深すぎる」討論をしたあと、立ち寄った本屋で流れていたシゲのコメント映像に本気で怯えて立ち去るコントで1日を締めたのが最高に面白かったです。

次回のジャニーズ映画は黒崎くんになるのかな? SPドラマも原作もばっちり予習済み。いつでも黒崎くんの言いなりになる準備はできてますよ!(どーん)