"NEWSのコンサート"という贅沢を体験して

噂は耳にしていたけれど、NEWSは本当に4人の王子様からなる崇高なグループだった。

いやね、疑っていたわけではないんですよ。確かに、どこかで「彼らは本当に存在するんだろうか」と思っていたけど、架空の存在だとしても彼らが王子様の集いであることは明らか。この目で本物を見ることでやっと、実在するロイヤルなグループであることが私の中で裏付けられたのです。

ということで、『NEWS LIVE TOUR 2016 QUARTETTO』@東京ドームに行ってきましたよ〜〜〜!

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念願のNEWSのコンサート! 小山担のYちゃんに連れていってもらいました! ばんざーい!

コンサート中10回以上「私、生まれ変わったら絶対にジャニーズに入る!」って強く思ったし、この世に溢れるエネルギーから彼らの美しい肌を守りたいという使命感さえ湧いてきた。これこれ! これが見たかったの〜!という場面がたくさんありました。

 

もしくは夢の国のパレード

会場に入るとそこには格式高いコンサートホールのような、深紅のベルベットの幕。QUARTETTOというコンセプトのもと建てられたステージセットがロイヤルなNEWSにぴったり。メインステージからクラシックにきめた4人が飛び出てくるのかと思いきや、連獅子や民族衣装を思わせるお召し物を身に纏った4人が十字の花道先端からそれぞれ登場。いい意味で期待裏切られた〜〜〜! のっけからやられた〜〜〜! なんてキャッキャしているうちに次々とおなじみの曲達が披露されて、衣装もコロコロと衣装替え。楽しい。

外周も何度も回ってきてくれて、あまりにもその回数が多いものだから、いやそんな、NEWS様自ら回ってきてくださるなんて恐れ多い! 私たちが徒歩で回りましょうか!?という気分でした。その外周ぐるぐるがもうねー、最高なんですよ。一人ひとり上下する小さなステージに乗って、時にはそれが連結して回ってくれるんだけど、いわゆるお手振りタイムじゃないの。それぞれファンサも交えるんだけど、なんというかショーケースがムーヴしている感じなの。普段はとても手を出せないような宝石やパティスリーのケーキが次々と目の前に運ばれてくるような贅沢感と、それについて回る"アイドルとファン"というくっきりとした境界線! そこで冒頭の「NEWSは本当に4人の王子様だった」に戻るわけです。

 

印象的だったところ 

このコンサートで唯一ツッコミを入れるとしたら、シリウスのミニセグウェイ正しくはセグウェイからハンドルを取った電動二輪のスクーターのようなもの)でしょうか。

アルバムを初めて聴いたとき、手越くんの美しくて力強い歌い出しに感激したシリウス。コンサートの一番いいところで、夜空の演出をバックに歌うのかな、絶対泣いちゃうな……なんて想像していたらまさかのミニセグウェイで登場。超なめらかにそこそこのスピードで花道を移動するNEWS。そ、そうきたか〜〜〜! 開場前Yちゃんと「嵐の大野くんが自宅でミニセグウェイに乗っているらしい」なんて話をしたばかりだったし、春には滝沢歌舞伎でもミニセグウェイを取り入れた演出があったし、いまジャニーズ内で最も熱い乗り物ランキング1位がこのミニセグウェイなのかもしれない。そのうちローラースケートに並んでジャニーズの伝統になるかもしれないから、観る側もいまのうちに慣れておきたいですね。だって面白すぎるよ!

4人それぞれのソロもよかった。ソロコーナーというものがたぶん人生ではじめての体験。シゲの星の王子さまなんて私の拙い言葉ではとても表現できないくらい完璧な一つの作品だったし、個人的にアルバムで一番好きなまっすーのLIS'N(まっすーのりすんって響きからして素晴らしい)もダンスが加わることでアルバム以上に興奮して呼吸するのも忘れてた。愛のエレジーでまさか小山くんの花魁道中がみられるなんて思わなかったし、なにより隣で大興奮のYちゃんが可愛い(笑)。歌うことに徹した手越くんのEncoreはもう最高の一言。強くて美しい歌声は手越さんそのものを表しているようでした。

そしてなんといってもwonderですよ。メインステージに二本の足で立って歌うNEWSのエネルギーが地面を伝って吹き上げるようにぶわああと噴射する炎。それに応えるファンの熱気。全部がいっしょくたに合わさったときのアドレナリン! かっこよさに震えたり涙が溢れることって、これまでもこの先も滅多に経験できないんじゃないかな。ただただかっこよかった……。

NEWSは唯一"このグループだったらこの人!"というのが決められないグループだったので、今回のコンサートをみて一体誰に恋に落ちるのか、賭けというか、ちょっと楽しみにして参加したところがありました。しかしこの日一番うっとりしてしまったのは誰でもなく、指揮者の西本智実さん(ごめんなさい、だってめちゃくちゃタイプなんだもん。運命かと思った!)。い〜ところでオーケストラと共に登場してNEWSと四銃士を生コラボ。この上なく贅沢な時間でした。もちろんNEWSちゃん4人ともかっこよかったよ!

は〜〜〜〜〜。

アイドルのコンサートという非日常的な体験による日常生活への反動は大きい。頭の中はずっと夢見心地でふわふわした状態なのに、身体だけ一気に老け込んだきがする。彼らはファンのエネルギーが生み出す幻影で、求める声が大きければ大きいほどキラキラ輝いて、その代わりに一瞬の幸福を与えてくれるのかもしれない。

いつかこの感動に慣れて鈍感になってしまう日が来るのかな、と一瞬不安になるけれど、会場に溢れる笑顔を見ていたらそんな不安はすぐに消えちゃった。

ありがとうNEWS。ありがとうYちゃん。まずは新曲とシゲの忙しすぎる夏を追いかけたいと思います!

ふんどし、それは人生を豊かにしてくれる尊い布。〜丸山隆平くんに魅せられて〜

突然ですが、私はふんどしが好きです。

ふんどしとは?

褌(ふんどし)は、日本の伝統的な下着。褌には概ね帯状の布を身体に巻き付けて身体後部で完結するものと、紐を用いて輪状として用いて完結するものに大別されている。

ふんどし - Wikipedia


みなさんご存知、日本の代表的なお祭りなどで男性が身につけるあれです。本日2月14日はふんどしの日ということで、ふんどしについて書きたいと思います。

 

男性をより勇ましく、誇り高くみせる布、それがふんどし。


きっかけは3年前、とある芸人さんがふんどし姿で過激なコントを淡々とやり抜く姿に衝撃を受けて、ふんどしの魅力に目覚めました。

 

たいやき、ふんど史を学ぶ

ふんどしとの衝撃の出会いから少しして、ライセンスの深夜番組「わけありレッドゾーン」で脱サラしたふんどし協会の方がふんどしについて熱くプレゼンする企画が放送されました。「ふんどしを愛しすぎてパンツを捨てた男」回。もちろん見ました。

ふんどしには「越中ふんどし」や「もっこふんどし」「黒猫ふんどし」といった種類があること、健康に良いことなどを知れただけでもかなりの収穫だったのですが、ライセンス藤原さんが素敵なふんどし姿を披露してくれるというサービスまで。この時点ですでにふんどしの虜。ふんどし万歳!状態でした。
 

ジャニーズとの出会い、そしてふんどし 

2015年3月、帝国劇場での「Endless SHOCK」観劇をきっかけに、私はジャニヲタの扉を開きました。

光一くんの担当を名乗りながら、夏には友人M子さんの布教でHey! Say! JUMPの中島裕翔くんに一目惚れして、秋はSexy Zoneのエネルギーに吸い寄せられ、冬にはドリフェスをきっかけに関ジャニ∞が気になり出す。
DVD「関ジャニ∞リサイタル お前のハートをつかんだる‼︎」の購入から約1週間。『もっと観たい……! もっとエイトが欲しい……!』とDVD「KANJANI∞ LIVE TOUR JUKE BOX」をスピード購入。
 

届いて先ずブックレットを開いたら、そこには村上くん、丸山くん、錦戸くんの美しきふんどし姿がページいっぱいに掲載されていました。

 

たいやき「ジャニーズが、ふんどし締めてる……!?」

 

ほどよく筋肉のついた、美しい彼らの肉体。めでたく垂れた金色の布と、引き締まったお尻に食い込む長尺のふんどし。腕を組んで後ろを振り返るその姿は、祭りの頂点に立つ者の貫禄を溢れさせながら、強烈なインパクトとともに目に飛び込んできました。

 

心の声「(この迫力はもう紙のそれじゃない。3Dのそれだ!!!!!!!!!!」

 

これがDVDに映像として収められていると思うだけで震える。静止画でこんなに素晴らしいのに、躍動的なふんどし姿なんて見た日には絶対に好きになってしまう。私、まだまだ光一担を謳歌したいの……神様!

 

恐る恐るDVDを再生し、DISC1のわちゃわちゃ感に癒されたあと、ついにその時は来ました。

 

DISC2の一発目から始まるユニットコーナー。村上くん、丸山くん、錦戸くんによる「ビースト!!」。はじめはスーツ姿であるものの、例の3人の登場に胸の高鳴りを抑えられず。ステージとスクリーン、2つの次元で社会の波に揉まれるサラリーマンのストーリーが展開され、村上くんとウエイトレスの女性の格闘を経たあと、一段とアダルトな曲調に。スーツと眼鏡かっこいいなぁなんて大人の色気にやられていたら、

 

 

突如脱ぎ捨てられたスーツ!(それはいとも簡単に)

 

 

下から現れたのはそう、ふんどし!(拍手喝采)

 

 

彼らを囲う何万もの視線は、その瞬間3枚の棚引く黄金の布に釘付け。果てには3人がトロッコに乗り、客席の通路を高速で駆け抜ける!

 

 

その中でもひときわ輝いて見えたのは丸山くんのふんどし姿。まるでたてがみを太陽に照らされながら広大なアフリカの地を駆けるライオンの如く毛高く、勇ましく風を切って進む。その美しさといったら! ありがとう、「ビースト!!」。ナイスふんどし、リュウヘイ・マルヤマ!

 

 

それからというものは、取り憑かれたように「ビースト!!」漬けの毎日を送っています。インディアン姿(?)が素敵な「狩(仮)」もセットで。担降りは免れたものの、朝見ても夕方にはあの美しい3人のふんどし姿が見たくなる。もう病気です。

 

KANJANI∞ LIVE TOUR JUKE BOX [DVD]

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KANJANI∞ LIVE TOUR JUKE BOX(BD盤) [Blu-ray]

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KANJANI∞ LIVE TOUR JUKE BOX(初回限定盤) [DVD]

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最近は女性用のふんどしも販売されているようなので、健康志向の方はぜひお試しを。私はまだ未体験です。

関ジャニ∞を好きになってしまった。ドリフェス〜DVD購入までの話

DVD「関ジャニ∞リサイタル お前のハートをつかんだる‼︎」を購入した。

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こんばんは。たいやきです。

前置きしておくと、今回は関ジャニ∞との出会いからDVD購入までを書き起こしています。ジャニヲタ1年生のうえに他グループのファンだけど、どうしてもこの興奮を文字にしたかった。長たらしい文章ですが、どうぞお手柔らかに。

 

第一印象

リサイタルツアーの期間中はメンバーの名前さえ曖昧だったのに、その半年後にはそのDVDを購入していた。もっと言ってしまうと、半年前はエイトに対する苦手意識がありました。

ジャニーズ自体好きになってまだ9ヶ月くらい。もともと90年代のヴィジュアル系が好きで、紆余曲折してキラキラしたアイドルに心惹かれて今に至ります。

当初アイドルに求めていたのは、ヴィジュアル系とは対極にあるキラキラした笑顔*1とキレッキレのダンス。それに対して、エイトは正直あまり笑わない、気だるいイメージがあった。もともとV系畑でバンドの音をたくさん聴いてきたので、アイドルのいちコーナー的なバンドを受け入れられないというのもあったのかもしれない。そもそもそこから認識違いだったのだけれど。

そんな私がはじめて関ジャニ∞のメンバーや楽曲について勉強するきっかけとなったのは、昨年11月23日に開催された「テレビ朝日ドリームフェスティバル2015」。毎年参加しているドリフェスに、今年はX JAPAN椎名林檎がいっぺんに出演するということで、迷わずチケットを取った。数日あるうち1日は必ずジャニーズ枠があるということを知っていたので、そこにも淡い期待を寄せていました。

そして後日、エイトの出演が発表。X JAPANの他にも、凛として時雨キュウソネコカミといったバラエティに富んだバンドが3組ラインナップ。この並びを見ると、なんとなくエイトもバンド編成で登場するのではないかと予想ができました。

フェスに参加する時は、できるだ事前に出演者のことを知りたい。定番曲もメンバーのプロフィールも頭に入れて、全部のステージを楽しみたい。楽しみ方は人それぞれあると思うけど、私にとってフェスは新しい出会いの場ではなく、答え合わせの場なのです。

例に漏れずエイトの音源を借り漁って、過去のセトリやツイッターを参考にセトリを推測して重点的に聴いた。バラエティーにエイトが出ていたら積極的に観たし、録画もした。はじめは丸山くんと安田くんの違いがわからなかったのに、見分けがつくようになった。

知っていく過程で、エイトに関する勘違いがするすると解けていきました。よく笑うし、音楽に真面目。しかもドラマやバラエティーにおいては生粋のアイドル。目から鱗だった。


お祭り騒ぎという言葉が似合う賑やかな曲も、すばるくんの歌声に思わず涙してしまうバラードも、聴けば聴くほど好きになりました。関西仕込みの掛け合いは下手な漫才を見るより断然面白かったし、当たり前だけどそれぞれに別物の個性があるのがよかった。

 

一瞬にして好きになったドリームフェス当日

得た知識を携え、いざドリフェスへ−−−。

結論を先に言うと、関ジャニ∞のステージはめちゃくちゃ良かったです。彼らはトップバッターで、予想通りバンド編成で登場。衣装は海外のバンTのようなデザインで、よくみるとロゴがすべて「KANJANI8」。コテコテのアイドル衣装で来ると思っていたから意外でした。

関ジャニ∞っていうアイドルやってます!」

これは昨年すばるくんがソロでドリフェスに出演したとき、去り際に言った言葉。ドリフェス前にレポを遡った時、何人もの人がこの言葉について熱く書き綴っていたのが印象的でした。バンドを背負って全身全霊でロック魂をぶつけた彼が、1年越しにバンドのメンバーとフェスに帰ってくるって、なんてドラマチックなんだろう。

いざ演奏が始まると、スクリーンに抜かれた村上くんの指が震えていて、緊張とは無縁だと思っていたアイドルが一気に人間味を帯びた瞬間がよかった。私の好きなバンドマン達を太鼓の達人で負かしてきた大倉くんの生ドラムが聴けたのがよかった。すばるくんの仕草は愛するミュージシャンと重なって、ハッとする場面が何回もあった。

最初は関ジャニ∞のファンの歓声がほとんどだったのに、最後は誰のファンのものかわからないくらい大きな歓声が会場いっぱいに溢れていました。エイトのステージが終わったあと、周りの男性が口々にエイトへの賞賛を贈っていたのが自分のことのように嬉しかった。

彼らが興奮気味に関ジャニ最高!と叫んでいたのは、テレビで活躍するアイドルを生で見られたからじゃない。ジャンルの壁やトップバッターというプレッシャーを背負って、ジャニーズというブランドに頼らず、がむしゃらに音楽をぶつける7人の姿が、なんか頑張ってるように見えたからだと思う。


エイトのステージは、そこにいる全員と肩を組んで大合唱したくなるような、異様な一体感があった。エイトを誇らしげに見送るエイターさんが羨ましかった。私には付け焼き刃で予習した知識しかないことを少しだけ悔しく思いながら、素敵な空間にいられたことを心から嬉しく思いました。一瞬にして関ジャニ∞を好きになった瞬間でした。

 

リサイタルツアーのDVD

元気が出るLIVE!!は先行に間に合わず、予定もバタバタしていたため参加しませんでした。その代わりどんな演出やセットリストだったのか、日毎ツイッターに張り付いて見守りました。

相変わらずバラエティーもチェックしました。名前も曖昧だった数ヶ月前が嘘のように、名前とお顔とキャラクターが完璧に一致して頭の中で動き出す感動。安田くんは第一印象通り可愛かった。

元気魂が終わる頃にはリサイタルツアーのDVDを迷わず予約注文して、発売日前日にはそれが手元に届きました。

以前、このブログでトラジハイジの「ファンタスティポ」について触れたことがあります。
 

taiyakisat.hatenablog.jp

 

リサイタルツアーのDVDでは、そんな愛してやまないファンタスティポを大倉くんと錦戸くんが、そしてKinKi Kidsの名曲・愛のかたまりを安田くんと丸山くんがカバー。

昨年末は中島健人くんが少クラで愛のかたまりの光一くんパートを歌い、そして今回は安田くんが光一くんのパートを歌った。自意識過剰にもほどがありますが、頭の中では必死に光一くんにしがみつく私をジャニーズの皆様が取り囲んでかごめかごめをしてる気分でした。

兎にも角にも、今ナポリタンを15回聴かされようが30回聴かされようが*2無意識におかわり!って言ってしまいそうになるくらいには関ジャニ∞を好きになってしまった。

もっともっと知りたいけど、これ以上踏み込むのは危険な気がする。でも知りたい。ジャニヲタ一年生、ジャニーズに翻弄されまくりである。

*1:キンキ兄さん達は例外

*2:DVD収録の拷問